東京オフィスツアーTokyo Office Tour

東京支社で皆様を出迎えるのは、ジャングルのようなエントランス。朝・昼・夕方・夜で変わる照明、さらにプロジェクションマッピングは季節毎に移り変わります。ただの観賞用ではなく、空間構成要素として「緑」を位置づけ、緑視率を確保することでリラックス効果を狙っています。

トンネルのように壁面を覆うグリーンは、山から採集した天然の藤づるとシダ、自然の苔を加工したプリザーブドモスで岩や自生する植物を立体的に再現。躍動的な流線の藤づるをアレンジして力強い自然の風景を描いています。そんな小径を進んでいきましょう。

東京支社のコンセプトは、「セレンディピティ（幸運な偶然）の創出」。オフィスが「来なければならない場所」から「来る目的がある人が訪れる場所」へと考え方が変わる中、雑談や他部署との偶発的な交流の重要性をはじめとした「場」が持つ、イノベーションマインドへの刺激を狙っています。

ジャングルを抜けると、目の間に広がるのは一面の摩天楼。ラウンジスペースとして、社内外の垣根を越えた、オープンイノベーションを加速させるねらいです。ドリンクのセラーもあり、夜は夜景をみながら一杯なんてことも。

続いて、執務室です。「Park Area」は、靴を脱いで過ごせる芝生空間など、リラックスして作業が出来る空間です。スティーブ・ジョブズが気に入り、アップル本社に数千脚導入されている「HIROSHIMAアームチェア」と呼ばれる日本が誇る椅子など配置して、気分に合わせて利用できます。

また、「Field Area」は、床からの配線をなくし、すべての什器を動かせるよう設計されています。「ABW（Activity Based Working）」の考えに基づき、資料を広げての作業、ミーティング、個人利用あるいはイベント利用など自由に組み合わせて利用できるわけです。

もちろんオープン一辺倒ではありません。集中作業も捗るよう、「Forest Area」には、間仕切りと常設モニターを配置した半個室空間、テレブースなど、業務に打ち込める環境を構築しています。

さらに東京支社には、オンラインスタジオまであるんです。最新の機材を配備し、今後利用ますます増えていくウェビナーを快適に行える環境を整えました。グリーンバックもちょっとした放送局さながら。今後いろいろ情報を発信していきますので、乞うご期待です。